2026.02.01
2月の誕生石について
2月の誕生石について
2月は、寒さが残りつつも、「立春」を過ぎるころには梅の花が咲き始め、春へと少しずつ移ろい始める季節です。
そんな2月の誕生石は、「アメシスト」と「クリソベリル」です。
静かな冬の終わりと、訪れ始める春の気配を感じさせる、個性豊かな宝石です。
アメシスト

アメシストは、紫色のクォーツ(石英)で、和名では「紫水晶(むらさきすいしょう)」と呼ばれています。
■色
アメシストの紫色には、淡くやさしい色合いから、赤みを帯びた深みのある色まで、幅広い表情があります。
中でも、「色が濃く、透明度が高く、色ムラの少ない」紫色のものは、高品質なアメシストとして高く評価されています。
また、紫色以外にも、柔らかく温かみのある「ピンクアメシスト」、淡い緑色の「グリーンアメシスト」、無色透明の「ホワイトアメシスト」なども存在します。
なお、市場に流通しているアメシストの多くは、色味を整え、より美しく見せるために加熱処理が施されています。
■産地
アメシストは世界各地で産出されますが、最大の産地として知られているのがブラジルです。
そのほか、ザンビア、ウルグアイ、アメリカなどでも良質なアメシストが採掘されています。
また、日本でも一部の地域で産出が確認されています。
■特徴
アメシストは紫外線に弱い性質を持ち、長時間直射日光に当たることで色が褪せてしまう「退色」を起こすことがあります。
保管する際は、直射日光の当たる窓際などを避け、ジュエリーケースに入れることをおすすめします。
■意味
石言葉は、「誠実」「高貴」「心の平和」「調和」です。
また、「真実の愛を守り抜く力」を持つとされることから、「愛の守護石」としても古くから親しまれてきました。
クリソベリル・キャッツ・アイ

語源は、ギリシャ語で「黄金」を意味する「chrysos(クリュソス)」と、ベリリウムを含む鉱石を指す「beryllos(ベリロス)」に由来します。
この「クリソベリル」に、石の表面に一本の光の筋が現れるシャトヤンシー効果(キャッツ・アイ効果)を併せ持つことから、「クリソベリル・キャッツ・アイ」と呼ばれるようになりました。
和名では「猫目石(ねこめいし)」や「猫睛石(びょうせいせき)」と呼ばれ、また「金緑石(きんりょくせき)」の名でも知られています。
■色
黄色から黄緑色、緑色、褐色まで、多様な色合いを持つ宝石です。
「ミルク・アンド・ハニー」と呼ばれるで蜂蜜色と、乳白色の「キャッツ・アイ」ラインがはっきりと現れるものが最高品質とされています。
そのほか、「アップルグリーン」や「レモンイエロー」などの明るく瑞々しい色合いも人気が高く、色味とキャッツ・アイ効果のバランスが評価のポイントとなります。
■産地
最も古い産地として知られているのはスリランカですが、近年は発掘量が減少傾向にあります。
現在では、ブラジルやマダガスカルが主要な産地となっており、そのほかインド、タンザニア、ミャンマーなどでも産出されています。
■特徴
クリソベリル・キャッツ・アイは、モース硬度8.5と硬く、耐久性に優れた宝石です。比較的扱いやすく、日常使いのジュエリーにも適しています。
ただし、強い衝撃や急激な温度変化は、宝石を傷める原因となります。
■意味
石言葉は、「驚嘆」「守護」「慈愛」「寛大」です。
持ち主を災いから守り、幸運へと導く「お守りの石」として大切にされてきました。
まとめ
2月の誕生石として世界的に知られているのは「アメシスト」ですが、日本では2021年の誕生石改定により、新たに「クリソベリル・キャッツ・アイ」が加えられました。
どちらも美しく、個性豊かな輝きを持ち、多くの人を魅了してきた宝石です。
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Fruor


