2024.10.01
10月の誕生石について
10月の誕生石について
こんにちは。
本日は10月の誕生石についてご紹介いたします。
10月は秋が深まる季節で、様々なイベントや風習があります。日本では、体育の日や文化の日があり、スポーツや文化活動を楽しむ季節でもあります。
そんな10月の誕生石は「オパール」と「トルマリン」になります。
それでは早速、2石の誕生石について話していきたいと思います。
オパール
オパールは、美しい光の干渉によって鮮やかな色彩を見せ、特にその遊色効果が評価されている宝石です。
■色
色は多様であり、その独特の七色の光が特徴の一つでもあります。
オパールの最も特徴的な性質は、特定の角度から光を当てたときに異なる色が見える遊色効果(プレイ・オブ・カラー)です。これにより、オパールは非常に魅力的で独自の美しさを持っています。
■産地
オパールの主な産地は、オーストラリア、メキシコ、エチオピアなどがあり、オーストラリアが世界最大のオパール産地となっています。
■種類
オパールは種類も豊富で、グリーンオパールやウォーターオパールなどが存在をし、一部を紹介すると、
・明るい背景に色が浮かび上がる:ホワイトオパール
・母岩にオパールが含まれ、独特の模様が特徴的な:ボルダーオパール
・背景が暗いため、色のコントラストが強く、遊色効果が出やすい:ブラックオパール
・赤やオレンジ、黄色と言った、他のオパールとは少し違う:ファイアオパール
などが挙げられます。
日本では、古くからヒスイらと共に愛されてきた宝石の一つです。
トルマリン
トルマリンは、六角形の結晶構造を持ち、化学的には複雑なケイ酸塩鉱物です。
■色
色は非常に多様で、赤、青、緑、黄色、黒、無色など、さまざまな色合いを持ちます。特に、異なる色の層を持つバイカラーやトリカラーのトルマリンも存在します。
■産地
主な産地は、多様な色のトルマリンが見つかるブラジルやモザンビークやナイジェリアでは高品質のトルマリンが産出されるアフリカ、カリフォルニア州やメイン州にも良質なトルマリンがあるアメリカなどが挙げられます。
■種類
種類も大変豊富で、シングルカラー(単色のトルマリン)では、ルベライトやインディコライトなどがあり、バイカラーやトリカラーにも色の組み合わせによって存在します。
トルマリンの中には、三大希少石の一つである「パライバトルマリン」があります。
パライバトルマリン
パライバトルマリンの最大の特徴は、明るいネオンブルーやグリーンの色合いです。この色は、微量の銅が含まれることで生まれます。
初めて発見されたのは1980年代にブラジルのパライバ州です。この地域からのものが「パライバトルマリン」と呼ばれています。
ナイジェリアやモザンビークなどのアフリカ諸国でも同様の色合いのトルマリンが産出され、これらも「パライバ」として流通していますが、ブラジル産のものが最も価値が高いとされています。
現在は、産出地ではなく、銅の含有量と特定の色帯を認められたものがその名を冠しています。
パライバトルマリンは、その美しさと希少性から、宝石界でも特別な地位を占めています。興味があれば、ぜひその魅力を直接感じてみてください。
まとめ
いかがっだったでしょうか?
今回取り上げた10月の誕生石2石ですが、大変種類も多く、色が豊富なのも特徴的です。
この2石に共通して言えるのは、どちらも直接手に取り、見てもらいたいという事です。
宝石が好きな人は、常に眺めていられる不思議な輝きを持っていて、もし興味のある方は、自分の好きな石を探してみると面白いと思います。
本日も最後までお読みいただき、大変にありがとうございました。
Fruorでも、ご紹介している石を使ったジュエリー製作・販売を考えております。
今現在お伝えできることとしては、現状質の良い同サイズのルースを集めているところです。
まずは、数量限定での販売を行って行ければと考えておりますので、お楽しみにしていて下さい♪
ありがとうございました。
Fruor(フルオル)