2022.11.05
地金について
今回は、地金についてお話出来ればと思います。
地金とは加工に使われる金やプラチナなどの金属のことをいいます。
ジュエリーは、その地金から作られています。
少しでも、地金を知って、更にジュエリーを好きになってもらえればと思っています。
地金の種類
地金の種類は多々ありますが、ジュエリーに使われるのは「金」「銀」「プラチナ」がほとんどです。
ジュエリーを作る際は、一般的に「割金」と呼ばれる別の金属を混ぜて使います。
それは、純金や純プラチナは地金自体がとても柔らかく、変形や傷がつきやすく、加工に向かないと
いう側面を有しているからです。
そこで大事になってくるのが、メインとなる地金の含有量と割金の配分量になります。
地金の含有量
ジュエリーを購入すると刻印がされていると思います。
「K18」「K10」「SV925」「Pt900」などです。
Kとは金の純度を表す単位のkaratの頭文字のことを表し、SVやPtはそれぞれsilver(銀)と
platinum(プラチナ)の頭文字です。
そして、その後の数字が、地金の含有量を表しています。
〇金と銀・プラチナの表記の違い
金の純度を表す数字は、24分率という特殊な基準で表され、純度100%の金は「K24」と表記されます。
銀やプラチナは、100分率をさらに細かくした1000分率で表され、純度100%のシルバーは「SV1000」
純度100%のプラチナは「Pt1000」と表記できます。
※延べ棒などの「インゴット」には、「999.9」と表記されていますが、同意です。
つまり、「K18」は約75%の純金が「K10」は約42%の純金が含まれていることになります。
「SV925」や「Pt900」も同様、92.5%・90%の純銀、純プラチナが含まれていることになります。
この地金の含有量によって「K18」や「K10」の種類が生まれています。
割金の配分量
地金の種類について、最後は色です。
金を使ったジュエリーでは、一般的に「YG イエローゴールド」「PG ピンクゴールド」「WG ホワイト
ゴールド」に分けられます。
これは、先程の含有量の部分で、例えば「K18」は純金が75%含まれているとお話しました。
では、残りの25%は何なのか。
それが「割金」と呼ばれる金とは別の金属になります。
この「割金」に使う金属やその配分量によって、金の色が変わり、PGやWGといった色の地金を生み出します。
メッキ
地金の色の話をしましたが、一点注意があります。
先程「割金」によって金の色を変えていると言いましたが、製品となる際に、表面にメッキを付ける地金があ
ります。
それは、WGとSilverの製品です。
市場に出回るほとんどの商品(※一部 地の色を敢えて使う商品もあります。)はロジウムメッキが付けられ
ています。
ですので、一見WGとSilverの商品が同じ色に見えるのはそのせいです。
もちろん、YGやPG、プラチナは地金の色ですので、メッキは付けられていません。
地金の勘違い
また、商品を選ぶ際に気を付けて頂きたいのが、先程の「メッキ」です。
「メッキ」には金メッキと呼ばれる、表面に金のメッキを付けることが出来ます。
ですので、見た目を同じYG、PGにすることが出来ます。
しかし、中身は金ではなく、Silverや真鍮と呼ばれる地金がほとんどです。
もちろん、金額の部分で、メッキ商品も十分魅力のある商品が多いですが、あくまで「金」ではない。という
認識が必要かと思います。
最後に
簡単な説明ではありましたが、少しでも皆様が購入しようとしている地金について知って頂ければ幸いです。
Fruorの商品は基本的に「K18」「K10」を使用しております。
それは、ジュエリーとして皆様にお届けをしたいと考えているからです。
金を使っているから高価なものになってしまいがちですが、それだけの価値のある商品を
これからも作っていきたいと思っております。